「被害からの回復」に関する犯罪被害者調査-オンライン調査の結果報告書
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4134429検察で事情聴取された際に、適切に対応されたと感じたかについて尋ねたところ(事情聴取を受けなかった場合は「該当しない」)、「適切に対応された」41名(8.1%)、「適切に対応されなかった」34名(6.7%)、「該当しない」429名(85.1%)であった(図31)。「適切に対応された」「適切に対応されなかった」と感じた理由については、表13の通りであった。「適切に対応された」と感じた理由としては、「親身になってくれた」「こちらのペースに合わせて話をしてくれた」、「短時間だった」などが挙がった。一方、「適切に対応されなかった」と感じた理由としては、〈交通被害〉で加害者寄りの事情聴取に感じたといった点が多く挙がり、〈殺人等被害〉では「証拠として聞かれていると感じた」などが挙がった。公判日や手続の未通知、説明不足など、被害者の権利への配慮を欠いた点も目立った。検察;適切に対応された検察;適切に対応されなかった該当しない10-3.検察の事情聴取の対応(図31 表13)図31.検察による事情聴取の対応の適切さ(全体)― 28 ―

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