「被害からの回復」に関する犯罪被害者調査-オンライン調査の結果報告書
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952101100321210109876543210由としては、「加害者に直接言いたいことを伝えられ、聞きたいことを質問できた」「やれることはやったと思えた」などが挙がった。一方で、「満足しなかった」理由としては、被害者参加制度の枠組み上の制約や、求刑に自分の意見が反映されかったことなどが挙がった。性被害交通被害満足した暴力被害満足しなかったどちらでもない殺人等被害その他の被害思ったより、「参加」できる制度ではなかった〈交通被害〉法廷のバー内には入れなかった〈殺人等被害〉満足しなかった理由表15.被害者参加制度の利用について「満足」「不満足」の理由(オープン調査の回答)遮蔽措置をとってもらい、支援の方に付き添っても加害者の態度(が悪かった)〈交通被害〉らえた〈性被害〉法廷の場で娘や家族が受けた被害を、自ら伝える事加害者が包括的黙秘権の行使を行ったため、加害者ができた〈性被害〉への質問に発問すら出来なかった〈交通被害〉遺族の思いや事故についての思いや考えを言うことしないよりはしたほうがいい。が結果、求刑が重くができた。同時に相手側の思いや考えを聞くことがはならなかった〈交通被害〉できた〈交通被害〉加害者に直接、言いたいことを伝えられた(意見陳述)参加したところで何も変わらなかった〈交通被害〉し、聞きたいことを質問できたから〈交通被害〉直接気持ちを伝えることができたから〈殺人等被害〉事前申請した言葉以外発することを認められなかった〈交通被害〉前日に(意見陳述を)10分にするよう言われた〈交やれることはやったと思えたから〈殺人等被害〉通被害〉事件について知ることができた、ある意味での部外者ではなく関わることができたから〈殺人等被害〉ガス抜きのようでした〈交通被害〉図34.被害者参加制度の満足度(被害種別)満足した理由― 32 ―

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