「被害からの回復」に関する犯罪被害者調査-オンライン調査の結果報告書
41/70

表18.加害者との直接的なやり取りについて「したい」「したくない」理由(オープン調査の回答)加害者が怖い。フラッシュバックなどで体調が保証出来ない〈性被害〉冷静になれなさそうだから顔も見たくない〈性被害〉二度と会いたくない。死んでほしい〈性被害〉加害者と関係を持ちたいとは微塵も思わない〈性被害〉顔も見たくないどころか存在すら認知したくない〈性被害〉全く会いたくない、見るのも嫌だ〈性被害〉気持ち悪い。関わりたくない〈性被害〉忘れたい〈性被害〉もう関与したくない〈性被害〉絶対会いたくありません、恐怖です。逆恨みで殺されかねない、と感じます〈性被害〉意味がないと思う〈性被害〉被害直後訴えたことがあったが絶望的な言葉しか帰ってこなかった。伝えたとしても私が更に傷つき苦しみ、寝込むことしか想像できない。私にとって意味あることには思えない〈性被害〉直接のやり取りは恐ろしい、代理人を立ててなどがないと難しい〈性被害〉修復的司法の考え方が当てはまるのは極めて特殊な例であり、基本的には直接のやりとりは無用無益の場合が多いと思います。被害者の代理人を通してすべきと思います〈交通被害〉故意犯には言うだけ虚しいと思うから〈交通被害〉二度と会いたくない〈交通被害〉会いたくない〈交通被害〉時間がたちもう関わりたくない〈交通被害〉彼は彼なりに反省していたのがよく分かったから。他の家族も、もう関わりたくないと言っている。〈交通被害〉逮捕前に拙宅に来て、「私は酒を飲んでいたが、ちゃんと運転していた。貴方の息子さんが車道に飛び出して来た」と言った。このような人間とは永遠に話したくもない〈交通被害〉やり取りは希望しません。私が伝えたいのは娘を返してもらいたい。罪を償うべき。同じ痛みを与えたいだけです〈殺人等被害〉関わりあいたくない〈殺人等被害〉今さら何を言っても無駄〈暴力被害〉加害者は謝罪と賠償をすると言うがその場しのぎなので〈暴力被害〉加害者と直接やり取りしたい(理由)被害から時間が経ち、どうして自分を選んだのか、何が悪いか理解しているのか聞きたい〈性被害〉こちらも同じ人間だと知らしめたい〈性被害〉実刑を受けたから終わりではないということを直接言いたい〈性被害〉動機が気になるため、診断や治療が必要であれば公的機関の支援は可能かどうか尋ねたい〈性被害〉怖いし体調に不安はあるが、元々知人なので生の声で気持ちが聞きたい〈性被害〉反省してほしい〈性被害〉判決が出る前お墓参りや命日には訪問すると涙ながらに話していたが、判決が出たら現在に至るまで訪問も関わりすらなく、嘘を付いて判決を逃れたことについて今の心情を聞いてみたい〈交通被害〉裁判では、毎年命日にお参りしますと言っていたのは嘘だったのか問いたい〈交通被害〉年一回命日に訪問する約束が守られていないことを問いたい〈交通被害〉約束を果たしてもらう〈交通被害〉加害者が犯した罪を反省し謝ってほしい。真実を話してほしい〈交通被害〉事件の真実を聴きたい〈交通被害〉面と向かって話してないし、謝罪もされていないから〈交通被害〉刑罰とは関係なく真実を聞きたいから〈交通被害〉警察で供述したことで自己防衛のために偽った供述はなかったのか聞きたい〈交通被害〉事件の真相について聞きたいから〈交通被害〉真実を知りたい〈交通被害〉真相を聞きたい〈交通被害〉本心が知りたい〈交通被害〉一生、事故の加害者であることを忘れてほしくない〈交通被害〉謝罪する気があるのか、贖罪を負う気があるのか〈交通被害〉嘘をただし、心からの謝罪をさせる〈交通被害〉なぜ私の家族を殺めたのか、同情や躊躇いはなかったのか、被害にあった家族の最後の言葉等も聴きたい。また加害者自身の生立ちも知りたい〈殺人等被害〉何故事件をおこしたのか?死亡させたことに対してどう思っているのか?聞きたい〈殺人等被害〉加害者と直接やり取りしたくない(理由)― 37 ―

元のページ  ../index.html#41

このブックを見る