「被害からの回復」に関する犯罪被害者調査-オンライン調査の結果報告書
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317491854495100%90%80%70%60%50%40%30%20%10%0%114225133784177251110住まいの区・市町に、犯罪被害者等総合的対応窓口(犯罪被害について相談できる窓口)があることを知っているかを尋ねたところ、「知らない」374名(74.2%)、「被害になったことで知った」95名(18.8%)、「被害にあう前から知っていた」35名(6.9%)であった。被害種別では、〈殺人等被害〉において「被害にあったことで知った」という回答の割合が高かった(図39)。「被害にあったことで知った」「被害にあう前から知っていた」と回答した者に、どこから同総合対応窓口についての情報を得たかを尋ねたところ、表20の通りであった。「警察・検察の人から」が最も多く、次に「周りの人から」、「警察・地方自治体のWEBサイト、SNS」であった(表20)。情報源については被害種別で差異は見られなかった。知らない被害にあったことで知った被害にあう前から知っていた嘘の人生をみたい〈交通被害〉加害者の子供達はどう生きているのかは知りたい〈交通被害〉処遇状況通知を受けているが、受刑態度をもっと詳しく知りたい〈殺人等被害〉検察からの通知では不十分。具体性がない〈殺人等被害〉服役中の態度〈殺人等被害〉死刑執行までに、事件や被害者について謝罪の気持ち等が起きたか〈殺人等被害〉どこの国に居るのか?誰が犯人の手助けをしているのか〈殺人等被害〉損害賠償請求で判決をもらいましたが、一向に履行されないから〈暴力被害〉事件後どういうふうに生きてきたのか〈暴力被害〉会って話すか、手紙を書いたら返事をくれるかどうか知りたい〈その他の被害〉執行猶予終わった後、再犯していないか。更生しているか。反省しているか〈その他の被害〉不幸であれと思う。幸せを感じて生きていたら許せない〈その他の被害〉18.行政(自治体)の支援等18-1.犯罪被害者等総合的対応窓口の認知(図39 表20)図39.自治体の犯罪被害者等総合的対応窓口を知っているか(被害種別)― 40 ―

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