「被害からの回復」に関する犯罪被害者調査-オンライン調査の結果報告書
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100%90%80%70%60%50%40%30%20%10%0%005773120526427253314410170793218181328「被害を受けた人同士が集まり、話し合ったり、情報を交換し合うことのできる機会」の参加について尋ねたところ、そうした機会に「すでに参加(主催)している」36名(7.1%)、「参加したいと思う」79名(15.7%)で、「参加したくない」369名(73.2%)であった。被害種別で見ると、〈殺人等被害〉で「すでに参加」している者が多く、〈ストーカー被害〉、〈性被害〉で「すでに参加」している者が少なかった。「参加したいと思う」という回答は、いずれの被害種別でも一定の割合で見られた(図42)。「その他」の自由記述は、〈殺人等被害〉に多く、「今から作ろうと思う」「参加していたが途中から考え方の違いや中傷を受ける事があり行くのをやめた」「匿名なら参加したい」等であった。また、支援を「まったく受けなかった」と「少し受けた/受けた」の2群と、自助グループ参加の意向との関連を見ると、支援を「少し受けた/受けた」群は、自助グループに「参加したいとは思わない」と回答する割合が低く、すでに参加(主催)しているという回答の割合が高かった(図43)。すでに参加、主催参加したいと思う参加したいとは思わないその他図42.自助グループに参加したいと思うか(被害種別)― 43 ―19.当事者の集まり・社会への発信19-1.自助グループ参加の意向(図42 図43)

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