「被害からの回復」に関する犯罪被害者調査-オンライン調査の結果報告書
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6712.010.08.06.04.02.00.0100%90%80%70%60%50%40%30%20%10%0%8.7 8.9 263415219.6 9.2 5.4 11177117289.1 7.6 13241414現在の精神的状況を見るため、うつ・不安障害などをスクリーニングすることを目的としたK6尺度を用いたところ、全体の平均値は7.4(±6.6)点であった。被害種別では、〈性被害〉>〈暴力被害〉>〈殺人等被害〉の順で、精神的影響が強く出ている傾向が見られた(図52)。K6の値ではいくつかの区分点が存在し、5点以上:何らかのうつ・不安の問題がある可能性、10点以上:うつ・不安障害が疑われる、13点以上:重度のうつ・不安障害が疑われる、とされる。本調査では13点以上を精神障害のハイリスク群とし、2群に分けて結果を見たところ、〈性被害〉においてハイリスク者に占める割合が多く、〈交通被害〉においてハイリスク者に占める割合が低かった(図53)。性別では、男性より女性の方がハイリスク者の占める割合が高かった(図54)。また、経済的に厳しい状況の者に、ハイリスク者の割合が高かった(図55)。居住状況や、刑事裁判(少年審判)の有無では差異は見られなかった。低リスク群高リスク群(13点以上)図52.精神的状況:「K6尺度」の平均点(被害種別)図53.精神的状況:「K6尺度」の高・低リスク群(被害種別)― 51 ―23.精神的状況(図52~55)

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