「被害からの回復」に関する犯罪被害者調査-オンライン調査の結果報告書
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• 自助グループ(被害当事者の集まり)の参加について、「すでに参加(主催)している」:7.1%、「参加したいと思う」:15.7%、「参加したくない」73.2%。 〈殺人等被害〉で「すでに参加」が多く、〈ストーカー被害〉、〈性被害〉では「すでに参加」が少なかった。 「参加したいと思う」は、いずれの被害種別でも一定の割合あり(図42)。• 支援を「まったく受けなかった」と「少し受けた/受けた」の2群と、自助グループ参加の意向との関連について、支援を「少し受けた/受けた」群は、自助グループに「参加したいとは思わない」と回答する割合が低く、すでに参加(主催)しているという回答の割合が高かった(図43)。• 被害体験の社会への発信について、「すでに伝えたことがある」:10.9%、「伝えたい」:21.4%、「伝えたいと思わない」が7割以上。 〈殺人等被害〉で「すでに伝えたことがある/伝えたい」が多く、〈ストーカー被害〉では「伝えたことがある」と回答した者はいなかった(図44)。• 発信の方法について、「講演」が最も多く、「マスコミ」、「ホームページ」、「SNS」、「手記等」。• 支援を「まったく受けなかった」と「少し受けた/受けた」の2群と、社会への発信の意向との関連を見ると、支援を受けた群は「伝えたことがある」「伝えたい」が高い傾向(図45)。• 今後の加害者の状況について、「知りたい」:21.2%、「知りたくない」:75.0%、「その他」3.8%(図38)。 〈殺人等被害〉でその約6割、〈性被害〉でその約3割が「知りたい」と回答。• どのようなことを知りたいかについて、〈性被害〉では加害者が再犯していないか知りたいという点が多く挙がり、〈交通被害〉では加害者の現在の生活、反省しているか知りたいといった点が挙がった。〈殺人等被害〉では受刑中の態度や謝罪の気持ちを知りたい等具体的な点が挙がった(表19)。当事者の集まりの参加・被害体験の社会への発信― 61 ―◆加害者に対する思い
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