「被害からの回復」に関する犯罪被害者調査-オンライン調査の結果報告書
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計4155105228202038507「1990年~2019年の間に被害を受けた」と回答し分析対象となったのは、モニター調査412名、オープン調査95名、計507名であった。全回答者の被害種別の内訳は、「配偶者からの暴力被害 以下、〈DV被害〉」41名(8.1%)、「ストーカー行為等被害 以下、〈ストーカー被害〉」55名(10.9%)、「性的な被害(強制わいせつ、強制性交等罪などの被害) 以下、〈性被害〉」105名(20.7%)、「交通被害(1か月以上の治療が必要となった、または家族が亡くなった被害) 以下、〈交通被害〉」228名(45.0%)、「傷害等の暴力被害(1か月以上の治療が必要となった被害) 以下、〈暴力被害〉」20名(3.9%)、「殺人、殺人未遂 以下、〈殺人等被害〉」20名(3.9%)、「暴力を伴う財産上の被害(強盗、恐喝などの被害) 以下、〈その他の被害〉」38名(7.5%)であった。モニター調査とオープン調査の被害種別内訳は表1の通りである。全体の性別は、男性240名(47.6%)、女性263名(52.2%)、その他1名(0.2%)、計504名であった(無記入3名は欠損値とし、以降の分析から除外した)。オープン調査では、男性221名、女性190名、その他1名、モニター調査では、男性19名、女性73名であった(図1)。被害種別で見ると、〈DV被害〉男性9名(22.0%)・女性32名(78.0%)、〈ストーカー被害〉男性20名(36.4%)・女性35名(63.6%)、〈性被害〉男性7名(6.7%)・女性97名(93.3%)、〈交通被害〉男性154名(67.8%)・女性72名(31.7%)・その他1名(0.4%)、〈暴力被害〉男性18名(90.0%)・女性2名(10.0%)、〈殺人等被害〉男性8名(42.1%)・女性11名(57.9%)、〈その他の被害〉男性24名(63.2%)・女性14名(36.8%)であった(表2)。1-2.回答者の被害種別内訳(表1)DV被害ストーカー被害性被害交通被害暴力被害殺人等被害その他の被害表1.調査別回答者の被害種別モニター調査413029320895オープン調査37547519917030412― 4 ―1.回答者の概要1-1.回答者の調査別内訳2.回答者の属性2-1.性別(図1 表2)調査結果
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